佐藤のカナダ留学生活

ほんの少しの特別を

コロナ渦の中でのカナダ高校留学

こんにちは。佐藤といいます。

早速ですが、皆さんコロナ渦の中いかがお過ごしですか?自分含めてきっと何もかもが予定通りには進まないかと思います。

例えば留学に行きたくても今どんな状況か全くわからない!って方もいらっしゃるかと思います。そんな方たちのためにもいろいろと情報を書いていければいいなと思っています。

 

コロナが流行りだしたのが2020年の3月半ば頃ですね。あれから一年以上が経って、街ゆく人が全員マスクをつけてるなんて光景が当たり前になってきています。

もちろん日本だけではなく世界中でそのような光景が目に映ります。私がいるカナダでも。

 

新型コロナ: カナダ最大州、4週間の自宅待機 変異ウイルスまん延で: 日本経済新聞

 

タイトルにも書いてあるように私はカナダの高校(といってもHigh School ではなく Secondary Schoolですが)にコロナが本格的に流行りだす直前に留学しました。その当時、2020年2月にはコロナは知っている人はいても危険視している人など全くと言っていいほどいませんでした。いや、いたかも...。1年以上前のことなので忘れましたが、まあカナダに入国しても体調が悪化したりなんかしていろいろ大変だったんですがそのお話はまた今度気が向いたら話したいと思います。コロナではなかったので安心してください(笑)。

 

学校のシステム

1.公立学校と私立学校

本格的にカナダの高校のコロナ渦の状況をお話しする前にざっくりとカナダの高校の学校システムについて説明させてください。

まず私含めほとんどの高校留学生が行く学校の種類が主に2つです。

それが公立学校私立学校です!

はい。何当たり前のこと言ってんだと思ったかもしれませんがとても大事なんです。というのも留学生としてその国の公立学校に入学できるっていうのは結構すごいことなんですよ。

例えばアメリカ。留学って言ったら真っ先に思い浮かべるのってアメリカじゃないですか?私もそうでした。

アメリカ高校制度 | 海外留学情報センター オールシーズンズ

こんな感じの多種多様な人たちがいて

アメリカの学校:スクールバス - Dallajapa.com

こんな感じのバスにのって学校に行くと。

まさに留学って感じですよね。正直カナダと何にも変わらないと個人的には思いますがまあ、アメリカって響きはとてもあこがれるものです。うん。

が、アメリカの高校に通うっていうのはハードルが高いです。なぜならアメリカの高校に留学するってなったらほとんどの人が私立高校にしか行けないからです。私立高校っていうのはどの国でも学費が高いっていうのは相場が決まっています。詳しくはわかりませんが費用面を考えて公立高校にしたいって考える人はアメリカの市民権を得たり、家族で引っ越して公立高校に通うかしなければなりません。

しかし交換留学なら1年、正しくは10か月間公立学校に通えます。しかしそれも大前提通える高校や地域は自分では選べません。そのため治安が悪いといわれている高校や地域に留学することになっても文句は言えません。

確かイギリスも同様だった気がします。

 

でも!カナダの場合は留学生でも公立高校に行けちゃうんです!もちろんカナダの私立より安いですよ!しかもどの地域でも選び放題ですし。

なのでほとんどの留学生はカナダに留学するとなったら公立学校に行きます。あえて私立学校に行く人もいますが。

ちなみにオーストラリアも留学生でも公立学校に通えます。

 

2.HIghScool・Secondary School

先ほど私はハイスクールではなくセカンダリースクールに通っているといいましたが別にどっちも同じようなものなんです実は。

厳密にはハイスクールは皆さん知っていると思いますが日本でいう高1から高3までの3年間の学校のことを言いますね。一方セカンダリースクールは中3から高3までの学校のことを指します。なので皆さん高校留学するってなったら高1から留学しようと考えるんですが実は中三からでも留学ってしやすいんですよね。まあおすすめはしませんが。

 

3.学期

これは有名な話ですが欧米の国は日本などの国と違って新学期が始まる時期が違うというのはご存じでしょうか。

日本は4月に新学期、3月ごろに終わりですよね。ですが欧米の国は基本的に9月から新学期が始まり6月に終わります。細かい日程は学校によって変わると思いますが基本的にそんな感じです。ちなみにカナダではほとんど9月に新学期が始まって、12月23日くらいから冬休みが始まって、冬休みといってもクリスマス休暇とNye Years Dayが重なっただけの2週間もないくらいの休みなんですが、また1月にスタートして6月に終わります。そこから7月と8月の2か月間の夏休みを挟んでまた学校が始まります。

その間にも3月の中頃のMarch Breakeと呼ばれるものが出てくるんですが話すと長くなるのでまた今度にしましょう。

あ、あと上では冬休みの後の1月初旬から学校が再開するといいましたが、二学期が始まるのは2月からです。そして1年は二学期制です。三学期は存在しません。

 

4.教科

日本だとみんな足並みそろえて同じ教科を取りさらにそこから文系か理系化を決めるということをしますよね。ですが欧米の国は基本的に自分の好きな教科をとることができます。基本的に一年で8教科を取ります。

例えば自分のとっている教科であれば

  • Advanced Function (数学)
  • Calculus and Vectors (数学)
  • Mathematics of Data management (数学)
  • Grade 11 Physics (物理)
  • Grade12 Physics (物理)
  • Grade 12 Biology  (生物)
  • Grade 11 English  (英語)
  • Grade 12 English (英語)

って感じになります。ちゃんと八教科ですね。馬鹿みたいに理系じゃないかという話なんですが、これはあえて理系にしたというのもありますがただ単に文系科目を英語でしたくなかったからです、というか自分の英語力ではできないって感じです。英語の授業は必修なので絶対取らなければいけませんが。

これは人によって全然とる科目が違います。というのも行きたい大学、行きたい大学の学部によってとらなければいけない教科があるからです。例えば数学のコースに進みたいのにとらなければいけない calculus and vectors がとれていなければ大学に出願することすらできません。

このように選択する科目を決めるにあたって自分がどこの大学に行きたいか、どのようなコースに進みたいかを事前に考えておく必要があります。もちろん途中で変えることもできますよ。

 

と、いうような感じでさらっと書いていく感じにしたかったんですが、思ったよりも量が多くなってしまいました。しかもただの紹介になってしまいました...。

ということで次回からコロナ渦の留学について書いていければなあと思います!

 

では、また。